ブロック製作について

定型サイズは当社の保有金型によって作るブロックサイズです。 切削加工に使用する場合、大は小を兼ねますが、逆の場合は当社の定型金型では対応できかねます。お客様専用の金型を作る必要がございます。金型見積より進めさせていただきます。尚、成形機の射出容量以上のブロックサイズには対応できません。
射出成形機と同様に材料置換に約3kg程度消費してしまいます。当社はプラスチック射出成形メーカーでもあり、豊富な材料を常時使用しています。 指定材料に近い材質ですと一旦、当社で使用している材料により置換を行った後にご指定の材料に置換することでそれほどロスなく材料置換ができます。先ずはお問い合わせください。可能か判断させて頂きます。
ブロック製作費は材料の種類・グレード・ブロックサイズ・数量を総合してお見積いたします。 数量が少なくても難易度の高い場合は、成形条件出しに25Kg使用してしまう場合があります。先ずはお問い合わせください。可能か判断させて頂きます。
難易度の低い材料や過去に経験がある材料などの場合は多くのブロックをご提供出来ますが、難易度の高いと思われる場合や、過去に経験がない材料の場合は出来高を保証できかねます。 ある程度の難易度は把握していますので都度お問い合わせください。必要量をご指示させて頂きます。

材料について

プラスチック材料は全て入手可能です。しかし、始めて使用する材料の場合、入手に手間がかかります。 お早目のご注文をお願い致します。
対応可能です。但し、ブロック成形は比較的樹脂温度を低めに設定している関係上、綺麗に混煉されず、色ムラが発生する場合がございます。色ムラを嫌う製品の場合は着色された材料のご支給をお願いします。
材料供給システムの関係で粉末状着色材は対応出来ません。着色された材料をご支給ください。
対応可能です。配合率をご教授ください。
残念ながらペレット状の材料に限らさせて頂いております。
当社では多くの開発中の材料を手掛けております。対応可能ですが、 ①材料乾燥温度 時間 ②推奨樹脂温度 ③推奨金型温度 ④その他注意点 の情報を頂きます。その他注意点は可塑化の挙動や滞留挙動、メルトフローレート(MFR)などです。 特にIMPブロックは成形サイクルが長いため、熱分解しやすい材料か否かは大きく影響します。
対応可能です。ある程度の使用環境が解りましたら、当社の製造履歴を参考にクラックリスクの少ない材料を選定致します。

成形加工・切削加工について

可能です。市販されています切削加工用材料での切削加工も承っています。
経験の豊富な材料でしたら理解しておりますが、経験知の少ない材料の場合は的確な指示が出せません。先ずは切削加工を行って問題となる場合、速やかに情報を頂きたいと思います。 IMPブロックは切削性を保証するものではないため、IMPブロックに慣れていない業者の方は十分に気を付けて加工を行ってください。

その他

残念ながら立会はご遠慮させて頂いております。 成形条件の指示や出来栄え確認をご希望の場合、控室にてご対応いただくことになります。
ご指定の材料種類やブロック数量、サイズなどで対応可能かご連絡させて頂きます。
対応可能です。X線CTの結果をJPGデータとして個体と紐付けし、お渡し出来ます。 本作業は有料となりますので、お問い合わせください。

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樹脂製品、プラスチック製品の設計・成形の
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